得点王に輝いたサンタナ photo/Getty Images
豪快なシュートを決めた
今季のJ1リーグで得点王に輝いたストライカーがチアゴ・サンタナだ。昨季清水エスパルスに加入した助っ人FWがクラブ初の栄冠に輝いた。
J1第34節では北海道コンサドーレ札幌と対戦し、3-4で敗れた清水。J1残留へ勝利が絶対条件のなか、最後は失点を重ねて敗れてしまいJ2降格が決定した。この試合で1点ビハインドの状況で、強烈なミドルシュートを決めたのがサンタナだ。
49分、右サイドからのクロスボールに相手守備のクリアが小さくなると、ペナルティエリア手前から豪快に左足を振り抜く。地を這うシュートがゴールネットを揺らし、得点王を決定づける今季14ゴール目を記録した。
1ゴール差でサンタナを追っていた町野修斗もゴールを決めて13ゴールとしたものの、サンタナがゴールを決めて単独での得点王に輝いた。清水の歴史では過去にJ2での得点王受賞者はいるものの、J1での得点王は初。一時期はハイペースで得点を量産し、チームの攻撃陣をけん引していたサンタナが、残留に導くことはできなかったもののクラブの歴史に名を刻む活躍を見せた。