大分の小出が加入した photo/Getty Images
甲府時代にも伊藤監督の下でプレイ
ベガルタ仙台は17日、大分トリニータより小出悠太を獲得したことを発表した。昨季は大分で悔しいシーズンを送った小出がJ1昇格を目指す仙台で復活を期す。
市立船橋高校から明治大学へ進学し、2017年よりヴァンフォーレ甲府へ加入した。1年目は10試合の出場にとどまるものの、J2へと降格して戦う2年目は33試合1得点と活躍。さらに2019年には伊藤彰監督が就任した甲府でキャリアハイの36試合に出場し、チームの5位進出に貢献した。
翌年には大分トリニータへ移籍してフィールドをJ1の舞台へと移す。21年には24試合1ゴールを記録するものの、J2へと降格。今季は10試合の出場にとどまるなど、苦しいシーズンを過ごした。甲府時代にもともにプレイした伊藤監督が今季途中から仙台を指揮しており、恩師の下でさらなる飛躍を期待したい。
ボール奪取能力や対人守備に優れ、ビルドアップ能力も高い小出。ボールを保持して攻める形を取る伊藤監督のスタイルで彼の特長は大きく生きるだろう。すでにポルティモネンセから浦和レッズでもプレイしたエヴェルトンの期限付き移籍での加入を発表した仙台。来季のJ1昇格に向けて積極的な補強が目立っている。