堂安は途中出場から2ゴール奪っている photo/Getty Images
前半と後半でガラリと戦術プランを変えるのもスタンダードになる
今回のFIFAワールドカップ・カタール大会で目立つのは、途中出場の選手がネットを揺らすパターンだ。ここまで実に23ゴールを途中出場の選手が決めており、いわゆるスーパーサブと呼ばれる選手たちに注目が集まっている。
ベスト16入りを決めた日本代表も交代策が効いている。ドイツ、スペインを沈めた日本の場合、先発出場でゴールを決めた選手はスペイン戦でのMF田中碧のみ。堂安律、浅野拓磨はいずれも途中出場からネットを揺らしており、森保采配ズバリといった戦いぶりだ。
米『ESPN』によると、1970年以降のFIFAワールドカップでは2014年大会の32ゴールが途中出場選手による最多得点記録だという。今大会は決勝トーナメント1回戦のオランダVSアメリカの一戦にてアメリカ代表FWハジ・ライトが途中出場から得点を記録したが、これが23点目だった。今後の試合で2014年の記録を塗り替えることになるかもしれない。
大きいのは交代枠が5人に増えたことだ。過去の大会より2つ交代枠が増えたことで、試合途中に戦術プランを変更することが可能となった。もはや交代枠は疲れた選手を替えるだけでなく、前半と後半でまったく異なる戦い方へシフトするスイッチのような役割を果たしている。
後半からスイッチを入れているのは森保ジャパンも同じで、堂安や三笘薫といった選手はスーパーサブ的存在となっている。今後のワールドカップでもこれがスタンダードになる可能性があり、前半と後半で戦術プランを使い分けることで相手チームも対策しづらくなる。
今夜日本代表はベスト16でクロアチア代表と激突する。

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