シャルケのリザーブチームでプレイする上月壮一郎(画像はU-18日本代表) photo/Getty images
期待したい若手の一人だ
FIFAワールドカップ・カタール大会を戦った日本代表にはドイツのトップカテゴリーであるブンデスリーガで戦う選手が多くいた。ゴールを決めた浅野拓磨、堂安律がその筆頭で、遠藤航、鎌田大地もそうだ。
そんなブンデスリーガでプレイする日本人が今後増えるかもしれない。それがシャルケのMF上月壮一郎である。
京都サンガF.C.出身の21歳で、2022年にシャルケのリザーブチームに加わった。U-20の日本代表歴がある。
独『Bild』によると、そんな上月にトップチーム昇格の可能性があるようだ。
シャルケは10日にトレーニングマッチとしてラピード・ウィーンとの対戦を予定しており、指揮官であるトーマス・レイスはシーズン後半戦に向けて若手を試す考えがある模様。上月はリザーブチームでここまで14試合8ゴール5アシストと印象的な活躍を披露しており、指揮官の目に留まっている。
上月のチャンスは2回あってそれが、ラピード・ウィーン戦と16日に予定されているハイドゥク・スプリト戦だ。ともに普段プレイしているよりの上のカテゴリー相手となるが、実力を見せられるのだろうか。
シャルケのリザーブチームでは[4-3-3]の左ウイングで起用されている上月。シャルケはここまで15試合で13得点と決定力不足に悩まされており、彼がチームを救うヒーローとなるのだろうか。