ウディネーゼで活躍続けるベト photo/Getty Images
サイズとスピードを備えた興味深いストライカー
4年後のFIFAワールドカップへポルトガル代表はFWクリスティアーノ・ロナウドの将来が不透明となっており、今後はカタール大会でブレイクしたゴンサロ・ラモスやミランで活躍するラファエル・レオン、怪我でカタール大会を欠場したリヴァプールのディオゴ・ジョタらがセンターフォワード候補になっていくと見られる。
だが、注目すべき選手は他にもいる。
ポルトガルの世代別代表経験があるわけでもなく、ベトは彗星のごとく現れた選手と言っていい。194cmのサイズを誇りながら、スピードも備えた非常に現代的なセンターフォワードだ。昨季もセリエA初挑戦ながら11ゴールを挙げ、今季もここまで6ゴールを記録。今季はスタメンから外れる機会も少なくないが、それでも結果を出してきている。A代表で試しても良い選手だろう。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、ベトは代表から声がかかるのを待っている。まだその機会は訪れていないが、その目標へハードワークする考えだ。クラブの方ではチャンピオンズリーグでもプレイしたいようで、そこまでステップアップできれば確実にポルトガル代表から声がかかるはずだ。
「今は代表チームのことは考えていない。ウディネーゼに貢献したいと考えているよ。代表チームから声がかかれば嬉しいけど、かからない場合はもっとハードワークするだけさ。
今季もセリエAで二桁得点となれば本物だ。まだ強豪クラブで結果を残したわけではないが、EURO2024へ向けてどこかでテストしても良いストライカーと言える。