リーガで首位に立つバルセロナ photo/Getty Images
1-0で勝てるチームに
バルセロナの守備が堅い。FWロベルト・レヴァンドフスキやフェラン・トーレス、ハフィーニャなどアタッカー補強にも力を入れてきたバルセロナだが、現チーム最大の強みは守備にあると言っていいだろう。
28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節のジローナ戦は1-0のスコアで勝利を収めているが、これで現在のバルセロナは3試合続けて1-0のスコアで勝利していることになる。1月全体で見ると8日のアトレティコ・マドリード戦、22日のヘタフェ戦、25日のスペイン国王杯準々決勝レアル・ソシエダ戦、そして今回のジローナ戦を1-0のスコアで制しており、未だリーグ戦では6失点しか喫していない。
英『Squawka』がリーガ・エスパニョーラの記録を振り返っているが、現行の全38試合でリーグ戦が行われるようになってからのリーガ・エスパニョーラ最少失点記録は1993-94シーズンのデポルティーボ、2015-16シーズンのアトレティコが記録した18失点となっている。現在バルセロナが18試合消化時点で6失点となっているため、十分に狙える記録と言える。
また同メディアはプレミアリーグの記録にも触れているが、こちらはジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーが2004-05シーズンに記録した15失点がプレミア歴代最少失点記録となっている。プレミアとリーガでは環境が異なるが、今のバルセロナならば当時のチェルシーが打ち立てた記録をも塗り替えられるのではないかと期待されている。
当時のチェルシーといえばDFジョン・テリー、リカルド・カルバーリョ、ウィリアム・ギャラス、MFクロード・マケレレ、GKペトル・チェフらを擁した鉄壁軍団として有名だ。
リーグが異なるとはいえ、バルセロナがチェルシーの記録まで塗り替えたとなれば大騒ぎになるだろう。1-0で勝てるのは大きな強みだが、バルセロナはこの堅守をシーズン終了まで継続できるか。

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