あのC・ロナウドと重なる“2.58m跳躍ヘディング弾”炸裂 ...の画像はこちら >>

ナポリでゴールを重ねるオシムヘン photo/Getty Images

相手GKも手を伸ばしていたが……

2019年の12月、当時ユヴェントスに在籍していたFWクリスティアーノ・ロナウドがサンプドリア戦で驚異のヘディングゴールを決めた。

左サイドからのクロスに合わせたロナウドの跳躍は、何と2.56m。

鍛え抜かれた肉体から生み出される『エア・ロナウド』に世界中が驚愕した。

あれから約3年。エア・ロナウド以上に跳んだのは、ナポリFWヴィクター・オシムヘンだ。

セリエAで首位を走る好調ナポリの絶対的エースであるオシムヘンは、4日のスペツィア戦でも2ゴールを記録。そのうちの1点はヘディングでのものだったが、米『ESPN』はこの跳躍が2.58mに達したと取り上げている。

それもクロスに合わせたわけではなく、ほぼ真上に上がった相手のクリアボールをDF&GKと競り合ったところから決めたものだ。真上に上がったクリアボールに相手GKも出てきたのだが、その伸ばした手よりもオシムヘンの方が高かった。当時のロナウドが走りながら跳躍したのに対し、今回のオシムヘンは垂直跳びに近い。それで2.58mも飛んでしまうとは、やはり身体能力は恐ろしい。

ロナウドの場合はレアル・マドリード時代のマンチェスター・ユナイテッド戦で2.93mもの跳躍を記録してのヘディング弾があったとされているため、若い頃のジャンプ力はユヴェントス時代とは比較できないのだろう。とはいえ、オシムヘンのジャンプ力が見事なことに変わりはない。

今やオシムヘンには多くのビッグクラブが目をつけており、争奪戦は避けられそうにない。
セリエAでは無双状態となりつつあるフィジカルモンスターのオシムヘンがどこまで化けるのか楽しみだ。

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