開幕戦に出場したマルシーニョ photo/Getty Images
昨季は12ゴールを記録
2023シーズンのJ1開幕戦を戦った川崎フロンターレは、横浜F・マリノスに1-2と惜敗した。ただ持ち味のスピードとドリブルを駆使して昨季王者を苦しめたウインガーがマルシーニョである。
この試合でも3トップの一角として左ウイングで先発出場したマルシーニョは、スピードとドリブルで攻撃の起点となる。前半に川崎がボールを持ちながらも攻めあぐねている時間帯もマルシーニョが突破口となってチャンスを生み出した。
今季王座奪還に向けて彼がキーマンの1人となることだろう。21シーズンの途中に加入し、昨季はJ1リーグ戦で30試合12ゴール6アシストを記録。チームトップとなる成績を残し、エースがケガで離脱していたチームをけん引していた。
今季もレアンドロ・ダミアンや小林悠といった得点源たちが戦列を離れており、マルシーニョのゴールに期待がかかる。ドリブルからの抜け出しと豪快な一発を武器にJリーグの舞台で暴れまわるブラジリアンの姿に注目だ。