自らの愛称について話したL・マルティネス photo/Getty Images
いるといないで大きく変わるL・マルティネスの存在
元オランダ代表FWヨハン・クライフ氏には「空飛ぶオランダ人」、元ブラジル代表FWロナウド氏には「フェノーメノ(超常現象)」などといった愛称がつけられていた。現在マンチェスター・ユナイテッドでプレイするDFリサンドロ・マルティネスにも独特なニックネームが存在しているようだ。
夏の移籍市場でアヤックスからマンUへと移籍したL・マルティネス。アヤックス時代にも共闘していたエリック・テン・ハーグ監督の下、センターバックのレギュラーとして活躍しており、闘争心溢れるプレイや冷静な判断力で最終ラインを統率。攻守両面において重要な存在となっている。
そんなL・マルティネスは、英『The Mirror』にて自らの過去を明かしており、アヤックス時代につけられたニックネームやその意味を明かしている。
「アヤックスではなぜか『ブッチャー(食肉屋/屠殺者)』と呼ばれていたんだ。誰がそのあだ名をつけたのかすら覚えていない。きっと僕のプレイがアグレッシブだったからに違いないね。僕は家でバキューム(アルゼンチンビーフの切り落とし)を作ったことがあるから、ある意味このニックネームは僕にぴったりだ(笑)。でも実際のところ、僕が全ての挑戦に対して『これが最後だ』というつもりで臨むということでもある」
「とは言いつつも、試合の流れの読み方や判断の仕方はかなり向上した。パスの出し方も上手くなった。これからも全てを向上させていきたいと思っている。僕に限界はない。
本人も自覚しているようだが、気合の入ったプレイをするL・マルティネスにはこういった猛々しい愛称がよく似合う。彼の言葉からはさらなる成長への意欲も感じられるだけに、ブッチャーの今後のパフォーマンスにはより一層期待だ。