シント・トロイデンでは橋岡が活躍中 photo/Getty Images
ここからサムライブルーの争いは激化する
日本代表入りに繋がってくるだろうか。ベルギーの地で日本人選手の頑張りが目立っている。
ベルギー国内リーグの数字を見ると、得点数ではセルクル・ブルージュFW上田綺世が二桁10ゴールを奪っている。これは得点ランク6位の数字で、24歳の上田にとっては大きな一歩と言えよう。昨年のワールドカップ・カタール大会でもメンバーに入っていたが、次回のワールドカップではスタメンの座を狙っていくことになる。上田にはさらなる成長が期待される。
さらに上田は空中戦勝利数でも70回を記録しており、これはリーグ第9位の数字だ。元より強さに定評ある選手だったが、ベルギーでも体を張ったプレイが通用している1つの証拠となるのではないか。パワー勝負で欧州のDFと戦えるセンターフォワードは代表にとって貴重だ。
また、この空中戦勝利数ではリーグ第3位にコルトレイクDF渡辺剛(87回)、第1位にはシント・トロイデンDF橋岡大樹(95回)がランクインしている。主に右のサイドバックをこなす橋岡は184cmとサイズもあり、空中戦勝利数第1位は見事だ。23歳の若さも魅力で、大型サイドバックとして成長すれば日本代表のオプションとなり得る。
FC東京から2021年冬にコルトレイクへ向かった渡辺は、空中戦の成績に加えてシュートブロック数がリーグ第1位となる24回を記録している。もっとも、これは所属するコルトレイクが14位と下位に沈んでいることも関係しており、それだけチームが多くのシュートを許している証でもある。
2026年のワールドカップへ新たなスタートを切る森保ジャパンは、ここから新鮮なサバイバルが展開されていくことになる。カタール大会のメンバーには入らなかった橋岡、渡辺といった選手にもチャンスはある。現在イングランドのブライトンで大ブレイクしているFW三笘薫もベルギーでの戦いを経験しており、ポジションに関係なく三笘に続きたいと考えているベルギー組は多いはず。今や日本サッカー界にとって慣れた環境になっているベルギー国内リーグにて、若き海外組がどこまで成長するのか楽しみだ。

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