大一番で途中出場から同点ゴールを決めた photo/Getty Images
期待感の高まる2試合となった
レアル・マドリードにまた新たなスターが生まれようとしている。26日に行われたマドリードダービーでゴールを決めたU-20ウルグアイ代表FWアルバロ・ロドリゲスだ。
19日のオサスナ戦でラ・リーガデビューを飾った18歳の下部組織出身選手A・ロドリゲス。88分から途中出場すると、いきなりFWヴィニシウス・ジュニオールのゴールを演出。残念ながらこれはオフサイドの判定でノーゴールとなったが、後半アディショナルタイムに今度はFWマルコ・アセンシオのゴールをお膳立て。こちらは問題なく得点が認められ、A・ロドリゲスはデビュー戦で1アシストを記録した。
そして、26日のアトレティコ・マドリード戦にも彼は77分から途中出場。直後の78分にアトレティコに先制点を許す展開となったが、85分、MFルカ・モドリッチのCKに頭で合わせて起死回生の同点ゴールをゲット。逆転はできなかったが、レアルは彼のおかげで貴重な勝ち点1を手にすることができた。
これを受けスペイン『MARCA』は、現在カスティージャ(リザーブチーム)の指揮官としてA・ロドリゲスを指導しているラウール氏も、A・ロドリゲスと似たようなマドリードダービーデビューを飾っていたと取り上げている。
前節のレアル・サラゴサ戦でラ・リーガデビューを飾ったばかりだった当時17歳のラウール氏は、1994年11月5日のアトレティコ戦にも出場。サンティアゴ・ベルナベウでのプレイもこれが初だったが、MFミカエル・ラウドルップの素晴らしいアシストからゴールを決め、見事4-2の勝利に貢献している。
その後、ラウール氏はレアルでゴールを量産し続け、クラブの象徴的存在となっていった。

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