ポーランドでプレイしていたカンテ(右) photo/Getty Images
昨年までギニア代表でプレイ
浦和レッズは13日、ギニア代表FWホセ・カンテを完全移籍での加入に合意したことを発表した。浦和にとっては、待望のストライカーの補強だ。
ホセ・カンテはスペインで生まれ、AEプラットなどでプレイ。2013-14シーズンにはキプロス1部のAEKラルナカへ移籍し、2016年からポーランドへと渡った。ポーランドではヴィスワ・プウォツクやレギア・ワルシャワなどでプレイし、2019-20シーズンにはレギア・ワルシャワでエクストラクラサ23試合10ゴールを記録した。中国スーパーリーグの滄州雄獅足球倶楽部では昨季16試合14ゴールと驚異的なペースで得点を量産している。
マチェイ・スコルジャ監督の下でのプレイ経験はないものの、ポーランド国内で対戦経験があり、特長を知っているFWであることは間違いない。今季の浦和は前線で起点となれるFWを補強するために動いていたが、再三報道されていたセルティックのギオルゴス・ギアクマキスは獲得できず。184cmのストライカーは、待望の補強となった。
ロアッソ熊本から加入した髙橋利樹はルヴァンカップ第1節の湘南ベルマーレ戦で負傷し、最前線は興梠慎三とブライアン・リンセンが先発を争っている。この競争にどう割って入るか、ゴール量産に期待したい。