バルセロナのレジェンドとなったロナウジーニョ photo/Getty Images
のちのバロンドール受賞者となる2人
2003-04シーズンにパリ・サンジェルマンからバルセロナへと移籍したロナウジーニョは、創造性溢れるプレイでバルサのレジェンドとなった。
マンチェスター・ユナイテッドは2003年の夏の移籍市場にてデビッド・ベッカムをレアル・マドリードへと放出。
英『the Athletic』にて同シーズンにアトレチコ・パラナエンセからマンUへと移籍したクレベルソン氏が、当時ロナウジーニョから相談を受けていたことを明かしている。クレベルソン氏は「当時、私はロナウジーニョとマンチェスター・ユナイテッドについてたくさん話をした。ロナウジーニョが私に『彼ら(マンチェスター・ユナイテッド)が私たちと契約したいと考えているようだが、どう思う?』と言ったのを覚えている」と語っており、互いの移籍に関して話をしたようだ。
クレベルソンはロナウジーニョに自分はマンUへ行くことを伝えていたものの、結局それ以降はマンUについて話すことはなかったようで、ロナウジーニョもバルセロナへと渡った。プレミアへの挑戦を決断したクレベルソンは、チェルシーへと移籍したフアン・セバスティアン・ベロンの後釜として期待されるものの、主力にはなれず。わずか2シーズンでチームを退団している。当時を振り返り「ロナウジーニョがいてくれたら、僕はもっと楽だっただろう。私たちはワールドカップでもともにプレイしており、親友だった」と心境を語っている。
クレベルソンはマンU加入時の会見をC・ロナウドと一緒に行っている。もしロナウジーニョがマンUへ移籍を決断していたら、赤いユニフォームを身にまとうロナウジーニョの姿も一緒に見られたことだろう。