やっぱり“イナヅマ純也”が速すぎる 白熱する堂安VS伊東を制...の画像はこちら >>

ウルグアイ戦でも自慢のスピード披露した伊東 photo/Getty Images

第二次森保ジャパンでもここの争いは激しくなる

ワールドカップ・カタール大会の激闘を終え、第二次森保ジャパンとして新たなスタートを切った日本代表。

初陣となる24日のウルグアイ戦で輝きを放ったのは、森保ジャパンで常に主力として活躍してきたFW伊東純也だ。

ウルグアイ戦ではカタール大会で2発を決めたMF堂安律が右サイドで先発したが、堂安は思うようにチャンスを作れなかった。

0‐1とリードされていた中、森保監督が流れを変えるべく切った交代カードが堂安→伊東だ。堂安がカットインから違いを生み出すレフティーアタッカーなのに対し、伊東の持ち味はスピードだ。

66分には上田綺世との連携からペナルティエリアへ侵入し、相手DFと接触して転倒。VAR判定でPKは無しとなったが、伊東らしい推進力を活かした攻撃だった。

そして75分、日本はシンプルに伊東を走らせ、そこに右サイドバックの菅原がパス。伊東もシンプルにクロスを入れると、途中投入のFW西村拓真がダイレクトで蹴り込んでゴールを奪った。ゴールを決めた西村はもちろんだが、伊東の良さが出たプレイだったと言える。

今回は伊東が結果を出したが、森保ジャパンでは今後も伊東と堂安が右サイドで激しくポジションを争うことになるだろう。カタール大会時のように伊東を3バックのウイングバックへ入れ、堂安と併用する手もある。しかし4バックで戦うならば、2人のポジション争いは避けられないだろう。

ここはカタール大会へ向けたアジア予選でも激しいポジション争いが起きていたが、右ウイングの座を掴むのは誰か。
まずは伊東がアピールに成功することになり、あのスピードは第二次森保ジャパンでも貴重なオプションとなりそうだ。

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