フルミネンセでゴールを量産するヘルマン・カノ photo/Getty Images
ブラジル国内リーグで得点量産中
イングランド・プレミアリーグではマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドがゴールを量産しており、そのペースは2023年に入ってからも全く落ちていない。
では、そんなハーランドに負けじと南米でゴールを量産しているアルゼンチン人ストライカーがいるのをご存知だろうか。
2023年に入ってから14試合で18ゴールと圧巻のペースでネットを揺らしているのは、ブラジルのフルミネンセに所属する35歳のFWヘルマン・カノだ。
フルミネンセは今月10日にカンピオナート・カリオカの決勝2ndレグでフラメンゴと対戦し、4-1と勝利を収めて優勝を果たした。このゲームでは元レアル・マドリードDFマルセロが得点を決めたことも話題となったが、決勝点を含む2ゴールを挙げたカノも忘れてはならない。
カノの得点ペースは昨季も話題を呼び、昨季はブラジル1部で26ゴールを挙げて得点王を獲得。30代半ばのベテランながら昨季はシーズン全体で69試合に出場し、44ゴールを奪っている。今季もそのペースは止まる気配がなく、2023年に入ってから18ゴールと爆発を続けているのだ。
スペイン『as』はハーランドにも負けていないと取り上げているが、ハーランドの2023年得点数も同じ18点だ。もちろんリーグレベルや試合数など違いはあるものの、南米で輝きを放つ35歳のベテランFWカノも称賛されるべきだろう。
興味深いのは、カノにアルゼンチン代表でのプレイ歴がないことだ。昨季の活躍ぶりを考えれば、昨年のワールドカップ・カタール大会でメンバーに入っても不思議はない。リオネル・メッシを筆頭にフリアン・アルバレス、ラウタロ・マルティネス、パウロ・ディバラなど一流アタッカーを揃えるアルゼンチンならではのケースと言えるが、ブラジル1部で得点王を獲ったストライカーに代表歴がないのも珍しい。
年齢的に代表でプレイする機会は訪れないかもしれないが、南米のサッカーファンは衰えぬベテランFWカノのパフォーマンスに酔いしれている。

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