ルーニーは現役時代、13年間にわたってマンUで活躍。その独特な胸トラップは息子にも受け継がれている photo/Getty Images
父親のトレードマークである動きをコピー
マルクス・テュラムやティモシー・ウェア、ジャスティン・クライファートなど、近年は多くの“2世タレント”が注目を集めている。
そして、サッカーの母国イングランドで、いま話題を集めている2世タレントがいる。現役時代にマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したウェイン・ルーニー(現D.C.ユナイテッド監督)の長男、カイ・ルーニーだ。
現在13歳のカイ君は、父がプレイしたマンUのアカデミーに所属。同クラブのU-12でプレイしていた2021年には、リヴァプールのU-12を相手に4ゴールを挙げ、大きな注目を集めた。その後も順調に成長を続けており、いまは U-13でプレイしている。

photo/本人Instagramより
そんなカイ君が10日に自身のInstagram(@kairooney.10)を更新。プレイ写真をいくつか公開したところ、とある写真がマンUファンたちの目に留まった。浮き球のボールを胸でコントールしている写真なのだが、肘を曲げずに腕を前に伸ばして胸トラップする姿は、まさにウェイン・ルーニーの現役時代の姿そのもの。
英『THE Sun』は「父親のトレードマークである動きをコピーしている」と取り上げるとともに「DNAのテストなんか必要ない! 君はルーニーの息子だ! その胸でのコントロールは、すごくワッザ(ルーニーの愛称)に似ている 」や「頑張れ! ユナイテッドは君を待っている」といったファンの声も紹介している。
「親の背を見て子は育つ」とは良く言ったものだが、早ければ4~5年後には、ルーニーの息子が真っ赤なユニフォームを身にまとい、オールド・トラッフォードでプレイする日が来るかもしれない。