セルティックでプレイする小林友希 photo/Getty Images
セルティックでブレイクできるか
FW古橋亨梧、前田大然、MF旗手怜央、徐々に出番を増やしているMF岩田智輝に続け。セルティックでそろそろDF小林友希の時間だ。
今冬にヴィッセル神戸からセルティックへ移籍した22歳の小林は、思うように出番を増やせない日々が続いていた。ポジションがセンターバックということもあり、途中出場しづらいのもあるだろう。
それでも短い時間でインパクトを残している。16日に行われたキルマーノック戦ではフル出場を果たし、4-1の勝利に貢献。リーグ戦はこれが2試合目の出場だった。
英『Football Insider』によると、クラブOBフランク・マカヴェニー氏はそのパフォーマンスを高く評価している。セルティックのセンターバックではアメリカ代表DFキャメロン・カーター・ヴィッカース、スウェーデン代表DFカール・スタフェルトの2人がいるが、マカヴェニー氏はスタフェルトより小林を先発にプッシュする。
「小林は左利きで、キャメロン・カーター・ビッカースとの相性が抜群だ。小林はスターフェルトより良い選択肢だと思う。スターフェルトは左サイド向きの選手ではないから、時にぎこちなく見えるからね」
スコットランドの国内リーグでは、また日本とは異なるハードなフィジカルバトルを経験できるだろう。センターバックの小林が得るものは大きいはずだ。22歳と若いことも魅力で、年齢的には更なるステップアップを狙ってほしい選手だ。
近年は海外で活躍する日本人センターバックも増えてきたが、その流れに小林も続けるか。