「アントニー・マルシャルは、私を最も失望させた選手」ユナイテッドOBがチャンスを掴めなかったストライカーを非難
画像（1枚）

「アントニー・マルシャルは、私を最も失望させた選手」ユナイテ...の画像はこちら >>

パフォーマンスやコンディションに波があるマルシャル photo/Getty Images

厳しい指摘を力に変えられるか

先日、FAカップ準決勝でブライトンとの激しい戦いを制し、決勝に駒を進めたマンチェスター・ユナイテッド。リーグ戦でも4位に位置しており、今週行われるプレミアリーグ第33節のトッテナム戦に勝利すれば、CL出場権獲得に向けて大きな勝ち点3を手にすることになる。

今シーズンは、エースストライカーのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがリーグ戦29試合で15ゴールとチームの中心人物だ。しかし言い方を変えるとエースにかかる負担が大きすぎるとも捉えることができる。

プレシーズンは好調で、今シーズンの活躍が期待されていた選手の1人がFWアントニー・マルシャルだ。今シーズンからマンUで指揮を取るエリック・テン・ハーグ監督のもとで躍進が期待された。しかし今シーズンは怪我に悩まされることも多く、なかなかプレイ時間の確保ができなかった。今シーズンはリーグ戦わずか13試合の出場で4ゴールのみとチームへの貢献度が低い。それでも4月はラッシュフォードの怪我などもあり、4試合連続でスタメンに名を連ねていた。英『Football 365』にて、そんなマルシャルに厳しい指摘をしているのがクラブOBのポール・パーカー氏だ。

「アントニー・マルシャルは、私を最も失望させた選手だ。彼には絶好の機会があったが、それをつかむことができなかった。彼の怪我が実際にどれほど深刻だったのか気になるね。彼が戻ってきた時、ピッチ上を走り回る若者は見られなかったし、彼は試合に十分な力を注いでいなかった」

期待されながらも、チャンスを掴めなかったフランス人ストライカー。
マンUは来シーズンに向けてイングランド代表FWハリー・ケインを狙っているとの報道もあり、マルシャルの今夏での退団も十分に考えられる。しかし、今シーズン残り数試合残っており、FAカップの決勝も残っている。クラブにタイトルをもたらす活躍をすれば評価は一変するだろう。

編集部おすすめ