アルメリア戦ではロドリゴがミドルシュートから得点を記録 photo/Getty Images
エリア外から次々とシュートを打ってくる
29日にリーガ・エスパニョーラ第32節でアルメリアと対戦したレアル・マドリード。4-2で快勝したこのゲームにて、華麗なミドルシュートから4点目を奪ったのがFWロドリゴ・ゴエスだ。
パスを受けると同時にターンで前を向き、コースを狙ったミドルはゴール右上隅に突き刺さった。スペイン『as』は、このミドルに現レアルの強みがあると取り上げる。
ロドリゴのゴールにより、今季レアルがリーグ戦でエリア外から決めた得点は15点となった。これはバイエルンと並び、5大リーグ最多の数字だ。もっともバイエルンがエリア外から170本のシュートを打っているのに対し、レアルは237本と多い。精度ではバイエルンが上かもしれないが、レアルにとってミドルが1つの武器となっているのは確かだ。
一番危険なのはMFフェデリコ・バルベルデだ。今やバルベルデのミドルは1つの代名詞になりつつあり、スティーブン・ジェラードのようなMFになれるとの期待もある。今季リーグ戦ではチーム最多となる4本のミドルからネットを揺らしている。
それに続くのはカリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオール、トニ・クロース(2点)、ルカ・モドリッチ、ダビド・アラバ、マルコ・アセンシオ、ナチョ・フェルナンデス、そして今回のロドリゴが1点ずつだ。
クロースもピッチ中央からシュートを狙える選手で、ヴィニシウスは左サイドからカットインしてのシュート、ベンゼマも下がってボールを受けたところからミドルを狙える。積極的なシュートには相手の最終ラインを引き出す効果もあり、レアル相手には一瞬も気が抜けない。

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