今季限りでPSGを退団すると目されるメッシ photo/Getty Images
ひとつの選択かもしれない
クラブとの契約を更新しないと目されているパリ・サンジェルマン所属のFWリオネル・メッシ。古巣のバルセロナや、サウジアラビアのアル・ヒラルなど複数のクラブが獲得に興味を示しているといわれているが、彼の来季は今のところ宙ぶらりんのままだ。
そんななか、代表でチームメイトのアストン・ヴィラGKエミリアーノ・マルティネスが、ヴィラに来てほしいと『ESPN』で冗談混じりに語ったことが話題となっている。
「もし(ブーイングが)ピーピーうるさいなら、メッシをアストン・ヴィラに連れて行くよ。毎週末アサド(アルゼンチン式のバーベキュー)を食べて、楽しい時間を過ごすんだ」
さらに「僕は給料を減らすよ。できる限りのことをする」と語ったマルティネス。PSGではファンからブーイングを浴びてしまったメッシにとって、おそらく必要なのは自身が気持ちよくプレイできる環境であるはずだ。その意味では古巣バルセロナに戻るのが最良とも思えるが、バルセロナに戻るには財政問題が立ちはだかっており、メッシ自身も大幅な減給を飲まなければいけないだろう。
ヴィラがメッシを狙っているという事実はおそらくないが、マルティネスのように同郷の信頼できる仲間がいる環境でプレイすることも、ひとつの選択肢かもしれない。他にもインテル・マイアミなどからのオファーもあるといわれるが、メッシ自身はどのようなプレイ環境を選ぶのだろうか。