2部降格が決定したレスター・シティphoto/Getty Images
初戦から調子が上がらず降格に
プレミアリーグ最終節レスター・シティ対ウェストハムの試合が行われた。暫定18位で降格から逃れるために勝利が必須だったレスターは見事1−0で勝利した。
15−16シーズンにクラブ史上初のプレミアリーグ優勝を飾ったレスター。その後2021年にFAカップでもタイトルを獲得。着々と最高峰のリーグに相応しいチームになっていたところだった。
ここ3年の成績を見ると、19−20シーズンは5位。20−21シーズンでも5位。そして昨季は苦しみながらも8位でフィニッシュしている。リーグ優勝を果たした翌シーズンに12位と苦しい成績を残すも、それ以降は全て10位以内でシーズンを終えていた。残留争いを繰り広げることはなかったのだ。
しかし、今季は初戦から6連敗を記録するスタートでなかなか調子が上がらなかった。今年に入ってからもチームを立て直すことはできずに、4連敗を2回記録。順位を上げる事ができなかった。
最終節でなんとか勝利して残留に望みを繋げるも、同じく降格が危ぶまれていたエヴァートンがボーンマスに勝利したことで望みは砕け散ったのだ。
プレミアリーグ優勝を果たして6年で天国から地獄に突き落とされることとなったレスター。来季奮闘して再びプレミアリーグに戻ってくることを期待したい。