銀メダルをファンにプレゼント　様々な憶測を呼ぶモウリーニョの行動は何を意味するのか
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銀メダルをサポーターに渡すモウリーニョ photo/Getty Images

モウリーニョの行動に注目が集まる

CLより一足先にファイナルが行われたUEFAヨーロッパリーグ（EL）。ローマ対セビージャのELファイナルの対決は試合開始早々からお互いのプライドが激しくぶつかり合い、13人の選手にイエローカードが出される荒れた展開に。



ローマが先制するものの、セビージャも意地を見せ1点を返す。両者譲らないまま試合はPK戦の末、4-1でセビージャが勝利した。これでセビージャは史上最多の7度目の優勝を記録。この試合において多くの注目を集めているのが終盤のセビージャのフェルナンドのハンドの疑惑だ。結果的にハンドはないという判定に落ち着いたが、ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョはアンソニー・テイラー主審への怒りを露わにした。

その後、モウリーニョのメダルを受け取った後の行動が話題を呼んでいる。モウリーニョは受け取った銀メダルをローマサポーターに渡し、足早にロッカールームに戻ったのだ。このことについてモウリーニョは「銀メダルはいらない。僕は銀メダルを手元に残さないから、あげたんだ」と語っていることを英『BBC』は取り上げている。またモウリーニョはこのようなコメントも残している。

「私はローマに残りたいが、選手たちにはもっと価値があるし、私にももっと価値がある。そのためにはもう戦いたくない。
コーチ、コミュニケーター、クラブのの声を代弁する人であることにうんざりしている」（英『BBC』より）

準優勝に終わってしまったモウリーニョだが、それ以上にモウリーニョの今後の動きに多くの注目が集まっている。モウリーニョの行動が何を意味するのかを知るのはまだ先になりそうだ。

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