CL決勝では厳しい意見を浴びたルカク photo/Getty Images
やはりビッグクラブでプレイするにふさわしいFWだ
不運と言うべきか、これも実力と判断すべきか。先日行われたインテルVSマンチェスター・シティのチャンピオンズリーグ決勝では、途中出場したインテルFWロメル・ルカクに厳しい視線が向けられた。
0-1とリードを許していたインテルは終盤に猛攻を仕掛けたが、ルカクは決定機とも思えたヘディングシュートを相手GKにストップされたり、味方のDFフェデリコ・ディマルコが放ったシュートに当たってしまうなど、決定機を活かしきれなかった。
結果は0-1で敗北となり、Twitter上でもルカクのプレイには厳しい意見が飛んでいた。昨年のワールドカップ・カタール大会でもベルギー代表の一員として決定機を活かせなかったシーンがあり、今季のルカクは全体的に不運だ。
ただ、一部SNS上ではルカクをフォローする声もある。確かにCL決勝ではゴールを決められなかったが、味方のエディン・ジェコやラウタロ・マルティネス、相手のアーリング・ハーランドら他のFWよりもプレイそのものは印象的だったとの意見だ。
「ジェコ、ハーランド、ラウタロのパフォーマンスを考慮すると、ルカクへの批判は不当だ」
「ルカクへの批判はあるけど、ハーランドについての意見はない。ハーランドも決勝は良くなかった」
「ミスはあったが、ルカクの20分間はハーランドの90分よりよかった」
ルカクは今季チェルシーからのレンタルでインテルに加わっており、来季のことはまだ読みづらい。しかし、まだまだビッグクラブでプレイするだけの力は備えているはず。CL決勝でも攻撃には絡めており、その部分は適切に評価すべきなのかもしれない。