フェルナンデスにも1億ユーロ以上のコストがかかっている photo/Getty Images
今夏もエンクンクを引き抜いた
チェルシーの札束攻勢は今夏も強烈だ。先日にはライプツィヒからFWクリストファー・エンクンクの獲得を発表しており、移籍金は6500万ユーロ程度と見られている。
チェルシーの積極補強は今に始まったことではなく、移籍情報サイト『Transfermarkt』が注目したのが『2013年以降の補強額』だ。何とチェルシーはこの10年で補強に費やした金額が20億ユーロを超えた(20億5000万ユーロ)という。この10年で20億ユーロを超えたのはチェルシーのみとなっており、その資金力は凄まじい。
今夏のエンクンクはもちろん、今冬のMFエンソ・フェルナンデス(1億2100万ユーロ)、FWミハイロ・ムドリク(8900万ユーロ)、昨夏のFWロメル・ルカク(1億1300万ユーロ)、GKケパ・アリサバラガ、FWカイ・ハフェルツ(8000万ユーロ)など、毎年のようにチェルシーは豪華新戦力を獲得してきたのだ。
同サイトによると、この10年では実に30人もの選手を3000万ユーロ以上の移籍金で獲得しているという。補強合計額が高額になるのも当然だろう。
チェルシーに次いで2013年以降の補強合計額が高いのは、マンチェスター・シティで16億7000万ユーロ、次いでマンチェスター・ユナイテッド&バルセロナ(16億ユーロ)、ユヴェントス(15億8000万ユーロ)、パリ・サンジェルマン(13億3000万ユーロ)、レアル・マドリード(12億ユーロ)となっている。
今夏のチェルシーがこれだけで終わるとは限らず、今後も積極補強は続いていくだろう。今季は12位と残念な結果に終わってしまったが、今夏も続く積極補強は結果に繋がるか。