膝に問題が見つかったツィエク photo/Getty Images
去就が注目されたモロッコ代表FW
チェルシーに所属するモロッコ代表FWハキム・ツィエクは今夏の移籍が注目される選手の1人だ。
サウジアラビアへの移籍が噂されており、クリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルが移籍候補先に挙がっていた。
加入間近と思われたが、英『Daily Mail』によると、ツィエクはメディカルチェック中に膝の問題が発覚し、アル・ナスルへの移籍は白紙に戻った、という。チェルシーは同選手の退団を望んでいることもあり、ツィエクの去就はより不透明なままとなった。
移籍間近で交渉が決裂したのは今回だけではない。今冬の移籍市場でツィエクはPSGへの移籍が濃厚とされていたが、チェルシーの書類ミスなどもあり、この移籍は破談に終わってしまった。もし、今回のサウジアラビアへの移籍も破談になると、同選手は2回目となる。
移籍市場が閉まるまでにはまだ時間があるが、アル・ナスルが再びツィエクにオファーを出すかどうかはわからない。
2回目の移籍破談の可能性が浮上しているツィエクの今後に注目が集まる。