PSGの監督就任が噂されるエンリケ photo/Getty Images
すでにスタッフを調整中
昨シーズンPSGをリーグ優勝に導いたクリストフ・ガルティエ監督。英『Daily Mail』など複数メディアによると、人種差別と反イスラムを思わせるような発言をしたため、問題になっているという。
ニースを指揮していた時代に、差別や偏見があったとされており、ガルティエは現在、警察に身柄を拘束されている。有罪になると3年の禁固刑を受ける可能性があるようだ。
仏『RMC Sport』によると、近日中にガルティエ監督の解任をPSGは発表し、その後任としてルイス・エンリケ監督を迎える予定だという。すでにエンリケとは合意に至っており、PSGでスポーツアドバイザーを務めているルイス・カンポス氏とスタッフの調整に動いているという。
エンリケはカタールW杯終了後に、スペイン代表監督を退任しており、現在はフリーだ。PSGの監督に就任すると、2017年のバルセロナ退任以来、6年ぶりのクラブチームの監督就任となる。エンリケは2014-15のバルセロナ就任当初に3冠を達成した名将の1人だ。
PSGはムバッペやネイマールをはじめとするスター集団だが、バルセロナでもスター集団をまとめていたエンリケなら問題なくチームを指揮することができるだろう。
リーグ優勝だけではなく、CL制覇に向けたチーム作りに熱心なPSGの新指揮官は近日中に決定しそうだ。