マンチェスター・シティでプレイするフォーデン photo/Getty Images
主力選手複数人の退団が噂されるマンC
キャプテンのイルカイ・ギュンドアンがバルセロナに移籍し、アイメリック・ラポルト、リヤド・マフレズ、カイル・ウォーカーなど数人の主力選手の移籍が噂されるマンチェスター・シティ。
ポルトガル代表のMFベルナルド・シウバも今夏の去就がまだ不透明な選手の1人だ。
しかし、英『Manchester Evening News』は、B・シウバの代役となる選手はすでにシティにいる、と報じている。B・シウバが退団したとしても、フィル・フォーデンが穴を埋めることができると伝えているのだ。
フォーデンは昨シーズン、虫垂炎の手術で離脱する期間もあったが、公式戦15ゴール8アシストをマークしている。マンCの選手で昨シーズン15ゴールを超えたのはマフレズ(15ゴール)、フリアン・アルバレス(17ゴール)、アーリング・ハーランド(52ゴール)、そしてフォーデンの4人のみだ。
CL決勝で負傷交代でケビン・デ・ブライネの代わりにフォーデンが出場したことを考えても、今シーズンはフォーデンを中央で起用する試合も増える可能性が高い。指揮官のペップ・グアルディオラはフォーデンがより中心的な選手に成長することを期待している。
32歳になったデ・ブライネが今シーズン全試合出場し、怪我なく常にトップパフォーマンスを発揮するのは難しいだろう。マテオ・コバチッチは加入したが、ギュンドアンが抜け、仮にB・シウバまで抜けるとなるとフォーデンにかかる期待は大きい。
B・シウバとプレイスタイルは異なるフォーデンだが、毎シーズンさまざまなタスクをこなし成長している。主力選手の移籍の可能性のあるマンCにとって、“ストックポートのイニエスタ”と呼ばれるフォーデンの更なる成長は欠かせないものとなる。