セルヴェットへの移籍が決まった常本 photo/Getty Images
このチャンスを逃したくない
鹿島アントラーズは13日、DF常本佳吾がスイスのセルヴェットFCへ完全移籍することで、クラブ間の基本合意に達したと発表した。
現在24歳の常本は明治大学を経て、2021年に鹿島へ入団。
一方、セルヴェットはスイスのジュネーヴを本拠地とする古豪クラブ。2000年代に入ってからは優勝がないが、これまで17度のリーグ制覇を誇る。昨季はスイス・スーパーリーグで2位フィニッシュしており、チャンピオンズリーグの出場権(予選2回戦から)を獲得していた。今季からは元鹿島のレネ・ヴァイラー監督がチームの指揮を執る。
常本は今後、現地でのメディカルチェックなどを経て、セルヴェットと正式契約を結ぶ予定だという。また、鹿島の公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「セルヴェットFCからオファーをもらったとき、サッカー選手としてヨーロッパでプレイしたいという自分の目標、年齢的なことも考えて、このチャンスを逃したくないと強く思いました。特別指定の年も含めて約3年間、アントラーズでプレイすることができ、このクラブで過ごした時間が自分を大きく成長させてくれました。こうしてヨーロッパのクラブへ移籍することができたのもアントラーズのおかげですし、タイトルを獲得できなかったという悔いは残りますが、また一つスケールアップするためにも、ヨーロッパで活躍し、結果を残せるよう頑張ります。3年間、ありがとうございました」