バイエルン退団が噂されるマネphoto/Getty Images
マネのロナウドの相性は
昨季リヴァプールからバイエルンへ移籍したサディオ・マネ。リヴァプールで活躍していた頃の輝きを失っていると批判も集まる中、今夏にバイエルンがマネを売却する可能性が浮上している。
『THE Sun』によると、その売却先として上がっているのがサウジアラビアのアル・ナスル。ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが移籍したことで世間の注目の的となっているクラブだ。
しかし、同サイトによればマネがロナウドと同僚になることについて小さな懸念材料があるという。マネは過去に『L'Équipe』のインタビューでロナウドやネイマールのリッチな私生活を軽く批判しているのだ。
「自分が非常に批判的な人間である印象を与えたくはない。ただ私の生い立ちからすると、サッカー界にはイライラする価値観があるのは事実だ」
「しかし批判するよりもそのような生活とは距離を置きたいと考えている。大切なのは変わらないことだ」
その後、インタビュアーにロナウドやネイマールのような生活を望むかと問われたマネは完全に否定した。
「いいえ。SNSで彼らをフォローしているだけで十分だよ。彼らが送る素晴らしい人生はいいけど、僕には向いていない」
ロナウド、ネイマールそしてマネも幼少期に裕福な家庭で育ったわけではない。だからこそ、マネは昔からの価値観が変わらないことが大切であると語り、成功して派手な生活を送る2人のような選手たちには少々距離を置いていると話したのだろう。
今季にマネが距離を置くロナウドと同僚になることが実現した場合、ぎこちないコンビネーションが生まれることになるのだろうか。