ビジャレアル時代にゴールとアシストを量産したロッシ photo/Getty Images
「できることは全てやった」
元イタリア代表FWジュゼッペ・ロッシが22日、自身のInstagramを通じて現役を退くことを発表した。
現在36歳のロッシは、2005年にマンチェスター・ユナイテッドでプロとしてのキャリアをスタートさせると、これまでパルマやビジャレアル、フィオレンティーナなどでプレイ。
“天才レフティ”とも呼び声も高かったが、何度も靭帯断裂の大怪我を負うなど、キャリアを通して多くの怪我に苦しめられたロッシ。アメリカ挑戦や無所属期間、セリエBでのプレイを経験しながらも、なんとか36歳まで現役を続けてきたが、ついにスパイクを脱ぐことを決断した。
ロッシは自身のInstagramを通じて「今日、私はこの美しいゲームからの引退を発表する。忘れられない旅になった」と綴った。さらに「私が望んでいたのは、自分ができる限り最高のプレイヤーになることだけ。目標を達成するために、できることは全てやったとわかったので、安心してゲームを終えることができる」や「私の旅はユニークだった。良い時も多いが、辛い時もいくつかあった。自分でコントロールできないことが邪魔をしても、夢を見ることを諦めることはなかったね。だからこそ、悲しみに満ちた心でこれを書いているけど、顔は満面の笑みだよ」などと胸の内を明かしており、これまでのキャリアに後悔はないようだ。