今夏の去就に注目が集まる上田 photo/Getty Images
上田の「市場価値は高まるばかり」
今夏の移籍市場で、セルクル・ブルージュに所属する日本代表FW上田綺世の激しい争奪戦が繰り広げられるかもしれない。
現在24歳の上田は昨夏に海外挑戦を決断し、鹿島アントラーズからベルギー1部のセルクル・ブルージュへ移籍。
こういった活躍もあり、気になるのが今後のステップアップだ。シーズン中からいくつかのクラブが上田に対して興味を示す中で、先日、フェイエノールトが強い関心を示していることがオランダメディアなどで伝えられていた。ただ、どうやら熱視線を送っているのは、このオランダの名門だけではないという。
具体的なクラブ名こそ明かさなかったものの、ベルギー『HLN』のインタビューで、セルクル・ブルージュのスポーツディレクターを務めるカルロス・アヴィナ氏が上田の去就について言及。「どのオランダのクラブが彼(上田)を欲しがっているかはご存じだろう。しかし、プレミアリーグのクラブやMLSのクラブ、スペインの2クラブまでもが興味を示している。我々は(上田の移籍に関して)急いではいない。彼の市場価値は高まるばかりだからね」と明かした。
セルクル・ブルージュは、少なくとも移籍金として1000万ユーロ(約15億8000万円)を手にしたいと考えているようだが、上田の今夏の移籍はあるのか。今後の動向にも注目が集まる。