アストン・ヴィラで大きく評価を伸ばしたベンテケ photo/Getty Images
今のワトキンスをも超える衝撃
昨季ウナイ・エメリの下で7位と躍進したアストン・ヴィラでは、イングランド人FWオリー・ワトキンスがエースの役割を務めてきた。昨季はエメリの指導が大きかったのか、シーズン途中から数字を伸ばしてリーグ戦15ゴールでシーズンを終えている。
ワトキンスは2020-21シーズンから3シーズン続けてプレミアリーグ二桁得点を達成したことになるが、そんなワトキンス以上のインパクトをアストン・ヴィラで残したストライカーがいる。
ベルギー人FWクリスティアン・ベンテケだ。
2011-12シーズンまで母国ベルギーでプレイしてきたベンテケは、2012年にアストン・ヴィラへ移籍。そこで2012-13シーズンにリーグ戦19ゴールを奪っており、プレミアリーグで鮮烈なデビューを果たした。
今ではロメル・ルカクがベルギーを代表するストライカーとして有名だが、2010年代前半はベンテケの方が高い評価を得ていた。
英『Birmingham Mail』によると、ベンテケもアストン・ヴィラに今も感謝の思いがあると語っている。アストン・ヴィラの結果はチェックしているようで、今季はさらに上を目指せると古巣の躍進に期待をかける。
「ヴィラで過ごした時間には本当に感謝している。この感謝は永遠だよ。僕のキャリアの中でも最高の時期だったと思う。2012年当時は22歳で、僕は無名だった。世界的スーパースターになるとの夢を持ってイングランドに挑戦し、プレミアリーグでの3年間でとても素晴らしい思い出ができたからね」
「今でもクラブのことをチェックしている。
ワトキンスのさらなる奮起も必要だろう。ベンテケを超える20ゴールが1つの目標となるはずで、アストン・ヴィラは見逃せないチームとなる。