サウジ移籍が決まったマテウス photo/Getty Images
逆転優勝を狙う名古屋に痛手
名古屋グランパスの10番MFマテウス・カストロのアル・タアーウンFC(サウジアラビア)への移籍についてクラブ間合意したことを名古屋が発表した。
今後、メディカルチェックを経て正式な発表が行われるという。
マテウスは2014年に大宮アルディージャに期限付き移籍で加入。その後、2018年まで大宮でプレイし、2019年に名古屋グランパスへ移籍。同年8月に横浜F・マリノスへ期限付き移籍をしていたが、2020年からは名古屋に復帰している。
マテウスはJ1リーグ通算189試合の出場で39得点を記録し、J2リーグでは、45試合に出場し、12ゴールを記録。名古屋では2021年のルヴァンカップ優勝に大きく貢献している。
移籍が発表されたマテウスは、下記のコメントを残している。
「たくさんの思いが溢れる中でお別れの言葉を見つけるのが非常に難しいです。タイトルを目指して全力で闘っていた中、シーズンの途中でチームから離れていくのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
グランパスの選手になってたくさんの方々から熱い応援をいただきました。豊田スタジアムでの感動は最高の思い出であり、一生忘れることなく私の中に残ります。
大好きな日本から離れていくのは私にとってとても辛いことです。
グランパスファミリー、チームメイト、コーチングスタッフ、サポートスタッフそして私のことを今まで支えてくださった方々へは感謝の気持ちしかありません。皆さんの愛情をとても強く感じますし、私も皆さんのことを愛しています。また豊田スタジアムで会える日が必ずくる、また日本に戻る、そう信じ願っています。
名古屋グランパス、大宮アルディージャ、横浜F・マリノスはずっと私のハートの中にあります。 本当にありがとうございました」