マンUが獲得したホイルンド photo/Getty Images
近年のマンUはストライカー補強で失敗ケース目立つが……
今月5日、マンチェスター・ユナイテッドはアタランタからFWラスムス・ホイルンドの獲得を発表した。
ホイルンドの名前は以前より獲得リストに挙がっていたが、他にもトッテナムFWハリー・ケインやナポリFWヴィクター・オシムヘンといった選手たちも候補だった。
最終的にユナイテッドは7200万ポンドの資金を投じてホイルンド獲得に動いたわけだが、果たしてこの補強はヒットするだろうか。ケイン、オシムヘンに比べると21歳のホイルンドは実績に乏しいところがあり、移籍金額的にもギャンブル性の強い補強と言える。
米『ESPN』は近年のユナイテッドがラダメル・ファルカオやアレクシス・サンチェス、ロメル・ルカクなど、アタッカー補強で大きな失敗を経験している点に触れており、ホイルンドがヒット選手になるか気にかけている。
実績ならばケインが理想的だったが、ユナイテッドにも狙いはある。ケインに比べるとホイルンドの方が機動力に優れており、守備面でのプレッシングも計算しやすい。同メディアはその部分を指揮官エリック・テン・ハーグが求めていたと指摘しており、ホイルンドはテン・ハーグ流に合うストライカーと考えられているわけだ。
理想としてはロビン・ファン・ペルシー級のストライカーに育ってほしいところだが、ホイルンドはこの大きすぎる期待に応えられるか。