モナコで完全復活しつつある南野 photo/Getty Images
開幕から4試合連続で得点に関与
モナコに所属するFW南野拓実が今季、フランスの地で素晴らしい活躍を見せている。
現在28歳の南野は、昨夏の移籍市場でリヴァプールからモナコへ移籍。
しかし、今季から指揮官にザルツブルク時代の恩師であるアドルフ・ヒュッターが就任すると、南野の状況は一変する。見事に開幕スタメンを勝ち取ると、この試合で貴重な同点弾をアシスト。これで勢いに乗った南野は、第2節では全得点に絡む2ゴール1アシストの大活躍を見せる。さらに、第3節では2試合連続のゴール、第4節では再びアシストを記録し、開幕戦から無敗(3勝1分)をキープしているチームのスタートダッシュに貢献しているのだ。
なお、南野はここまで3ゴール3アシストと、すべての試合で得点に絡んでいる。データサイト『opta』によると、欧州5大リーグにおいて、日本人選手が開幕から4試合連続で得点に関与したのは、初の出来事だという。
他にも、4試合で7本のキーパスを記録するなど、今やモナコの攻撃において、欠かせない選手となっている南野。こういった活躍もあり、データサイト『WhoScored』が発表しているここまでの南野の平均採点は「8.06」となっている。リーグ・アンではキリアン・ムバッペ(8.36)に次ぐ2位の高評価となっており、5大リーグでも見てもラウタロ・マルティネス(8.47)やレロイ・サネ(8.35)、ジュード・ベリンガム(8.26)ら、錚々たるメンバーとともにトップ10入りを果たしている。
この調子で、シーズン通して結果を残すことができるのか。