バーンリー戦ではゴールも奪ったロメロ photo/Getty Images
すっかり中心選手のひとりに
プレミアリーグで3勝1分の2位につけるトッテナム。エースであったFWハリー・ケインの脱退でどうなるかと思われたが、アンジェ・ポステコグルー監督は規律あるチームを作り上げているように見える。
FWソン・フンミンのほかMFジェイムズ・マディソン、MFイヴ・ビスマなどカギになりそうな選手が何人かいるが、DFクリスティアン・ロメロもそのひとりだろう。彼の球際の能力やリカバリーがポステコグルーの助けになり、DFミッキー・ファン・デ・フェンとのパートナーシップも毎週改善されていると英『Daily Mail』も称賛している。
アルゼンチン代表でチームメイトであるFWリオネル・メッシも、ロメロを「世界最高のDF」とべた褒めしている。『Evening Standard』は、先日のエクアドル代表戦に伴うメッシのコメントを伝えている。
「僕にとって、現時点で世界最高のディフェンダーだ。今夜の素晴らしいパフォーマンスはマン・オブ・ザ・マッチだよ」
ヌーノ・エスピリト・サントやアントニオ・コンテからは批判も受けたというロメロだが、その能力の高さはアルゼンチン代表でも存分に発揮されているようだ。ポステコグルー率いる新生スパーズは好調を維持しているが、一皮むけたロメロは優勝戦線維持へ重要な存在となるだろう。