ノルウェー代表に“18歳”の新星加わった　ハーランド、ウーデゴーらと目指すEUROの舞台
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ブルージュで頭角を現すヌサ photo/Getty Images

タレント力を武器にEURO、W杯を目指したい

EURO2024本大会出場へ奮闘するノルウェー代表は、今月7日にヨルダン代表と親善試合を戦っている。12日に予定されているEURO予選・ジョージア戦へ向けたテストマッチで、ノルウェーはきっちりと6-0でヨルダンを撃破。

ひとまず良いテストとなったのではないか。

何よりの収穫は、ヨルダン戦でA代表デビューを果たした18歳のFWアントニオ・ヌサの存在だ。

ベルギーの名門クラブ・ブルージュでプレイするヌサは、昨季チャンピオンズリーグでゴールを決めたことでも話題を呼んだノルウェーの新星だ。主に左のウイングでプレイし、『ノルウェーのネイマール』なんて呼び名もある。

今季もブルージュでは主力としてプレイしており、リーグ開幕から6試合で17回のドリブル成功数を記録。これはリーグ4番目の数字で、その突破力こそ最大の魅力だ。

データサイト『WhoScored』は今夏もヌサに20ものクラブが関心を示していたと取り上げており、最近続々と有望株を輩出しているノルウェーのNewスター候補というわけだ。

現在ノルウェーはEURO2024予選のグループAで1勝1分2敗の3位となっており、やや状況は厳しい。首位スコットランド（勝ち点15）、2位スペイン（勝ち点6）を追いかけている状況で、これ以上の取りこぼしはNGだ。

ヨルダン戦でヌサは1ゴール1アシストと結果を出しており、ヌサも上手くFWアーリング・ハーランドやMFマルティン・ウーデゴーらと絡めていきたいところ。タレント的にもノルウェーをEURO本大会やワールドカップで見たいと考えているサッカーファンは多いはずで、ヌサの登場もその期待感を一層アップさせることだろう。

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