リヴァプールでは“13分”しか出番なかったが…… 昨季大苦戦の司令塔が新天地でアンタッチャブルになっていた
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フィオレンティーナにレンタル移籍しているアルトゥール photo/Getty Images

今季はすでに5試合に出場

怪我の影響があったとはいえ、昨季レンタル先のリヴァプールで13分しかプレイしなかったのがMFアルトゥール・メロだ。

ユヴェントスからのレンタルでリヴァプールに加わったアルトゥールには中盤から攻撃を組み立てることが期待されたのだが、このレンタル移籍は完全な期待はずれに終わってしまった。

まさかチャンピオンズリーグのナポリ戦に13分間出場しただけで、プレミアリーグでは1分もプレイせぬままシーズンを終えるとは予想外だっただろう。

そんなアルトゥールは現在どこにいるのか。今夏に所属元ユヴェントスに戻ったアルトゥールは、同じイタリア・セリエAのフィオレンティーナへレンタル移籍している。

そこでアルトゥールは早くもスタメンの座を掴んでおり、英『The Sun』はアルトゥールがフィオレンティーナでアンタッチャブルな存在になっていると注目している。

今季フィオレンティーナでは国内リーグ3試合に先発していることに加え、カンファレンスリーグのプレイオフでも2試合に先発している。セリエA第2節のレッチェ戦ではアシストも記録しており、まさにアンタッチャブルと呼ぶにふさわしい活躍ぶりか。

リヴァプールでは怪我に泣いたが、足下の技術は安定している選手だ。フィオレンティーナのような中堅クラブにとっては貴重なプレイメイカーとなるはずで、アルトゥール逆襲のシーズンが始まった。

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