ローマで結果を出しているルカク photo/Getty Images
早くもローマのエースになった
イタリア・セリエAの環境が合っているのだろうか。ローマの一員としてセリエAへ戻ってきたFWロメル・ルカクが早くも暴れている。
17日に行われた第4節・エンポリ戦、24日に行われた第5節・トリノ戦で1ゴールずつ決めており、早くもローマのエースとなっているのだ。
ルカクといえば、インテルでも2019-20シーズンにリーグ戦23ゴール、2020-21シーズンに24ゴール、2022-23シーズンに10ゴールを挙げており、なぜか相性が良い。プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーで苦しい時間を過ごしたが、セリエAでは別人だ。
そんなルカクにとって先日のトリノ戦はセリエA通算100試合目で、成績は100戦59ゴールと見事だ。
データサイト『Opta』によると、勝ち点3制となって以降でのセリエAにて、最初の100試合でルカクよりも得点を奪ったのは元ユヴェントスFWダビド・トレセゲ(100戦63ゴール)、ローマなどで活躍したヴィンチェンツォ・モンテッラ、元ミランFWアンドリー・シェフチェンコ(64ゴール)、元ユヴェントスFWゴンサロ・イグアイン(65ゴール)、そして元ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウド(81ゴール)だけだという。
ロナウドの場合はセリエAでプレイしていた時間がそれほど長くなかったため、98試合で81ゴールの成績となっている。この数字が頭1つ抜け出ているが、いずれにしてもルカクの得点ペースも見事だ。
開幕から調子の上がらないジョゼ・モウリーニョ率いるローマにとっては貴重な戦力で、ルカクが得点ペースを維持してくれるのであれば上位進出も見えてきそうだ。

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