ブラジル代表のカゼミロ photo/Getty Images
現在10位のマンチェスター・ユナイテッド
プレミアリーグ8試合を終えて、4勝4敗で10位に沈んでいるマンチェスター・ユナイテッド。FWラスムス・ホイルンドやGKアンドレ・オナナなど今夏は新戦力の獲得に積極的に動くも、ここまで勝ち点を積み重ねることができていない。
シーズン序盤にDFラファエル・ヴァランやDFルーク・ショーといったディフェンスラインの要となる選手が負傷で離脱してしまうと、ここから怪我人が続出してしまう。
現在は、ショー、DFタイレル・マラシア、DFアーロン・ワン=ビサカ、DFリサンドロ・マルティネス、MFコビー・メイヌーといったメンバーが怪我をしている。また前節のブレントフォード戦でベンチ入りもしなかったヴァランや第6節のバーンリー戦で体調不良で交代し、ここ数試合メンバーから外れているセルヒオ・レギロンも心配だ。
怪我人が続出しており、思うようなメンバーが組めないエリック・テン・ハーグ監督のチームだが、英『Sky Sports』によると、ブラジル代表の一員として戦っているMFカゼミロがワールドカップ2026南米予選のベネズエラ戦で負傷したという。
カゼミロは終盤の79分に足首を痛め、交代した。指揮官のフェルナンド・ジニス監督は「足首の打撲のため、彼は交代を申し出た」とコメントしているが、続くウルグアイ戦にカゼミロが出場するかどうかは定かではない。
怪我の深刻さはまだ不明だが、ただでさえ怪我人が続出しているマンUにとってカゼミロの離脱はかなり痛い。今シーズンのプレイは本来のパフォーマンスに比べて劣るが、昨シーズンはカゼミロ不在時に勝ち点を落としていたこともあり、同選手の存在はチームにおいて重要だ。
マンUはインターナショナルブレイク明けにシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、月末にはマンチェスター・シティとのダービーも控えている。その間にチャンピオンズリーグ(CL)のコペンハーゲンとの試合もあり、CL2連敗中のマンUにとっては負けられない試合が続く。