またまたオランダ代表に実力派CB登場 “193cm”のサイズ...の画像はこちら >>

オランダ代表デビューを果たしたファン・デ・フェン photo/Getty Images

CBの選手層は世界トップクラス

今のオランダ代表は世界的なセンターバック大国だ。次々と優秀なセンターバックが出てきており、ここの選手層は世界トップクラスと言っていい。



13日にはEURO2024予選でフランス代表に1-2と敗れてしまったが、このゲームでも収穫はあった。後半ラスト10分だけプレイしたDFミッキー・ファン・デ・フェンの存在だ。

今季よりトッテナムでプレイするファン・デ・フェンにとって、このフランス戦が代表デビュー戦だった。10分間のプレイではあったが、得意のスピード対応を見せるなど持ち味は出せていた。貴重なレフティーのセンターバックでもあり、また1人オランダから優秀なセンターバックが出てきた。

過去の怪我の影響でピークを過ぎたとの意見もあるが、ロナルド・クーマン率いるオランダ代表の最終ラインを束ねるのはフィルジル・ファン・ダイクだ。これは今後もしばらく変わらないはずだが、注目はその相棒だ。

ファン・デ・フェンは22歳と若いが、193cmのサイズに加えて爆発的なスピードを備えている。レフティーという点を考えても、思い切ってファン・デ・フェンをスタメンに抜擢するのも悪くないだろう。

マンチェスター・シティのネイサン・アケ、バイエルンのマタイス・デ・リフト、ニューカッスルのスフェン・ボットマン、インテルのステファン・デ・フライ、フェイエノールトのルチャレル・ヘールトライダ、負傷離脱中のアーセナルDFユリエン・ティンバーなど、とにかくセンターバックはタレント揃いだ。センターバックだけなら2チームほど作れる層の厚さがあり、スタメン争いもかなり激しい。

そこにファン・デ・フェンも割って入ることになり、フランス戦の10分間で可能性を感じたファンも多いはず。
センターバックの陣容に関しては、今後10年ほど心配する必要はなさそうだ。

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