南米予選でブラジルを撃破したウルグアイ photo/Getty Images
次のW杯で再び上位へ
2010年のワールドカップ・南アフリカ大会ではベスト4、2014年のブラジル大会はベスト16、2018年のロシア大会はベスト8と充実した2010年代の戦いを経て、ウルグアイ代表は本格的に新世代へとバトンタッチし始めている。
昨年のカタール大会でグループステージ敗退の屈辱を味わったウルグアイからは一部のベテラン選手が抜け、奇才マルセロ・ビエルサを指揮官に迎えて新たなスタートを切っている。
中でも、注目は中盤か。2010年代のチームはディエゴ・フォルラン、ルイス・スアレス、エディンソン・カバーニら豪華なFW陣が中心だったが、新たなウルグアイはレアル・マドリードMFフェデリコ・バルベルデ、パリ・サンジェルマンMFマヌエル・ウガルテら中盤に実力者がいる。
他にフラメンゴMFジョルジアン・デ・アラスカエタ、リーベルプレートMFニコラス・デ・ラ・クルスら南米で結果を残すチャンスメイカーにも力があり、中盤の構成力はなかなか興味深い。
18日には南米予選であのブラジル代表に2-0で勝利したが、スペイン『as』は世代交代が上手く進んでいるとウルグアイを評価する。
「今回ウルグアイ代表に召集されたメンバーで最年長となっているのは、マティアス・ベシーノ(32)だ。ほんの数か月前、カタールで開催されたワールドカップでは、6選手が35歳以上だった。ムスレラ、スアレス、ゴディン、カセレス、セバスティアン・ソサ、カバーニがそうだ。ウルグアイ代表の召集リストには急激な変化があったが、結果は悪くない」
現チームの前線では、リヴァプールFWダルウィン・ヌニェスが中心となる。リヴァプールでは徐々に結果が出始めており、新生ウルグアイを引っ張るエースとなってくれれば心強い。
元よりタレント揃いの国ではあったが、今の若い世代も豪華だ。新世代で目指す2026年のワールドカップでは、再びの上位進出が目標だ。

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