アーセナルで活躍続けるトロサール photo/Getty Images
アーセナルでの活躍は文句なし
エデン・アザールが現役を引退し、ベルギー黄金世代には1つの区切りがついた。特にアザールは攻撃の柱だったため、ベルギーは新たに攻撃ユニットを模索していくことになる。
若手ではないが、スペイン『as』がもっと起用すべきとプッシュするのがアーセナル所属のFWレアンドロ・トロサールだ。
2列目からセンターフォワードまでこなすトロサールも2020年よりベルギー代表でプレイしてきたが、黄金世代はアザールを中心に超豪華な攻撃陣を抱えていた。特にトロサールが得意とする左サイドはアザールの定位置で、トロサールの出番はなかなか増えてこなかった。
しかし、28歳を迎えたトロサールはアーセナルで全盛期を迎えており、ここぞの場面で結果を出し続けている。先日のチェルシー戦でも途中出場から貴重な同点ゴールを奪っており、今のアーセナルには欠かせない存在だ。
同メディアは、「ベルギーのスターであるアザールが抜けたことで、トロサールはより輝けるようになるだろう。ドク、ルケバキオ、トロサールなど、ベルギーはポスト・アザール時代からスムーズな移行期を迎えている」と伝えており、トロサールに加えてマンチェスター・シティFWジェレミー・ドク、セビージャFWドディ・ルケバキオを評価している。
黄金世代と呼ばれた先輩選手ほどの派手さはないかもしれないが、同メディアが挙げた3人も確かな実力者だ。トロサールは昨年のワールドカップ・カタール大会でも1試合しか先発できなかったが、来夏のEURO2024では主軸になるべき選手と言えそうだ。