アーセナルで評価を上げる冨安 photo/Getty Images
バイエルンが関心を示しているとの話題もあるが……
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋にドイツ王者バイエルンが関心を示しているとの話題が浮上し、現地でも注目を集めている。
今夏にはインテルが関心を示したとの情報もあったが、その頃とは状況が異なる。
アーセナル専門メディア『Pain In The Arsenal』も複数ポジションをこなせる冨安を高く評価しており、売却はあり得ないと主張する。
「冨安は2021年にクラブに加入して以来、度重なる負傷と戦ってきた。それでも今季はミケル・アルテタ率いるチームの重要戦力として地位を再確立している」
「彼の多才ぶりをアルテタも高く評価している。この夏には冨安を引き留めるためにインテルからのアプローチを拒否したと言われているが、今ではバイエルンが獲得に熱心であるため、アーセナルはまた厳しい戦いを強いられるかもしれない。今から夏までの間に多くのことが変わる可能性はあり、今夏にはユリエン・ティンバーとも契約している。それでも、トミのような才能のある選手を退団させるのは愚かだ」
今季は左サイドバックでもトップレベルであることを証明しており、先発と途中出場の両方に対応できるのも強みだ。ティンバーが負傷から復帰した際に序列がどうなるかは気になるが、今のところ冨安を手放すのは得策ではないはずだ。