安定感はフランスが一歩リードか photo/Getty Images
TOP3の実力は超ハイレベル
まだプレイオフが残されているが、EURO2024予選のグループステージ全日程が終了した。このグループステージではそこまで大きなサプライズもなく、強豪と呼べるチームは順当にグループを通過した印象だ。
では、現時点でのEURO2024優勝候補筆頭はどこなのか。英『GIVE ME SPORT』が現段階でのパワーランキングTOP10を作成しているが、現段階では予選で圧倒的な強さを見せた3チームが人気だ。
10位:ドイツ代表
9位:クロアチア代表
8位:ハンガリー代表
7位:イタリア代表
6位:オランダ代表
まず10位から6位だが、まず10位にホスト国のドイツが入っている。9月の親善試合では日本代表に1-4のスコアで敗れ、今月もトルコ(2-3)、オーストリア(0-2)に敗れるなど、状態は近年最悪と言ってもいい。とはいえホーム開催は大きな後押しとなるはずで、来夏までに指揮官ユルゲン・ナーゲルスマンの戦術が浸透した場合は可能性も出てくるか。
8位にハンガリーが入っているのは意外かもしれないが、その実力は侮れない。同メディアはあくまでダークホース枠と見ているが、ハンガリーはここ1年近く代表戦で負けがない。今回のEURO予選も5勝3分と無敗で突破しており、リヴァプールMFドミニク・ショボスライを中心に強豪とも戦えるチームに仕上がっている。
5位:ベルギー代表
4位:スペイン代表
3位:イングランド代表
2位:ポルトガル代表
1位:フランス代表
TOP5はご覧の通りだ。最も意見が分かれるのは、上位3チームの並びだろう。ここはファンによって答えが変わるはずだ。
予選が始まる前の段階ではイングランドとフランスが2強といった印象だったが、FWクリスティアーノ・ロナウドが爆発したポルトガルも予選を10戦全勝で突破したことで評価を高めている。
安定感ではワールドカップ・カタール大会ファイナリストのフランスが一歩上をいくが、果たしてドイツの地で頂点に立つのはどのチームか。