フェイエノールトで大爆発のヒメネス photo/Getty Images
ビッグクラブによる争奪戦は避けられない
オランダの名門フェイエノールトでメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが止まらない。
フェイエノールトといえば今夏に日本代表FW上田綺世の移籍したクラブだが、残念ながらセンターフォワードの1番手はヒメネスだ。
そのヒメネスは25日に行われたエールディヴィジ第13節のエクセルシオール戦でハットトリックを記録。これで今季のエールディヴィジ得点数は早くも16ゴールとなり、もはやエールディヴィジのレベルでは抑えられないストライカーとなっている。
この1年はヒメネスにとって特別な時間となっており、これでヒメネスは2023年に入ってからエールディヴィジで合計29ゴールを挙げたことになる。
『ESPN』によると、エールディヴィジ1年間で29ゴールという数字は2009年当時アヤックスでプレイしていたFWルイス・スアレス以降では最多の数字だという。
アヤックス時代のスアレスも恐ろしいレベルの活躍を見せていたが、スアレスは2009年の1年間で実に40ゴールを決めている。当時のスアレスは複数得点を決めるのは当たり前で、4ゴールの固め打ちを披露するゲームもあった。その活躍からリヴァプールにステップアップしており、ヒメネスが5大リーグの強豪クラブから注目されるのは当然の流れだ。
ヒメネスも近いうちにステップアップすることになるはずで、この1年で一気に知名度はアップした。年齢もまだ22歳と若いため、争奪戦は避けられないだろう。