サレルニターナで活躍するカンドレーヴァ photo/Getty Images
その実力は今も衰えていない
チームはセリエAで1勝6分10敗で最下位に沈んでいるが、そんなサレルニターナで1人奮闘しているのが36歳のベテランMFアントニオ・カンドレーヴァだ。
今季はここまで4ゴール4アシストの数字を残しているが、この好調ぶりは今季だけの話ではない。
2023年の合計ではセリエAで9ゴール7アシストの成績となっていて、データサイト『Opta』によればセリエAでプレイするMFとしては最多の得点関与数になるという。
カンドレーヴァの場合は2列目中央やサイドでプレイする機会が多いため、セントラルMFの選手に比べれば得点に関与しやすいポジションにいるのは確かだ。とはいえ、サレルニターナはお世辞にも強いチームとは言えない。今季も最下位に沈んでおり、そこで継続的に結果を残しているカンドレーヴァの頑張りは認められるべきだろう。
イタリア代表では2018年のプレイが最後となっているが、今でもサイドハーフやウイングバックとして計算できる選手のはずだ。