セリエAで2位につけるユヴェントス photo/Getty Images
堅守を武器にリーグで2位に
守護神ジャンルイジ・ブッフォン、その前を守るアンドレア・バルザッリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニのBBCトリオが揃っていた頃のユヴェントスは、とにかく守備が堅かった。
この鉄壁の守備を武器に2010年代のセリエAを支配し、チャンピオンズリーグではファイナルまで進んだシーズンもあった。
今では4人ともクラブを離れているが、スペイン『as』は今のユヴェントスがBBC時代を思わせるほどの守備力を備えていると絶賛する。
中でもNewボヌッチ、Newキエッリーニとして名指しされたのは、ダニーロとブレーメルのブラジル人DFコンビだ。
「ユヴェントスは失っていた守備の強さを取り戻した。ブラジル人DFのダニーロとブレーメルは、キエッリーニとボヌッチを軸に9連続でスクデットを獲得した過去の記憶を忘れさせるほどの存在だ。ダニーロがセリエAで最も評価の高いDFだとすれば、同胞のブレーメルもそれに負けていない。26歳の彼は、常に成長を続けている」
現在ユヴェントスはセリエAで2位につけており、失点数は20試合で12失点にまとめている。首位のインテルはさらに少ない10失点に抑えているが、ユヴェントスの12失点も見事だ。マッシミリアーノ・アッレグリの下で手堅い守備が戻っており、この安定感ならばトップ4入りは確実か。