お互いをリスペクトしているクロップとペップ photo/Getty Images
今季限りでリヴァプールを退団
リヴァプールの指揮官であるユルゲン・クロップが今季限りで退団することを発表し、世界中で大きな話題となった。
マインツで監督キャリアをスタートさせ、ドルトムントを経て2015年よりリヴァプールの監督に就任したクロップ。
今季も現在はリーグ首位に立ち、カラバオカップの決勝進出も決めており、タイトルを狙える強さだ。リヴァプールでも素晴らしいキャリアを送っているクロップだが、ライバルであるマンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはクロップの退任を聞き、クラブの公式でこのように語っている。
「彼のリヴァプールとの対戦はほとんど悪夢だ。彼は惜しまれるだろう。みんなと同じようにショックだった。このニュースを聞いたとき、マン・シティの何か一部を失うだろうと感じた。なぜなら彼なしでは、私たちのこの期間を定義することはできないからだ。彼は最大のライバルであり、個人的にはこれまでの人生で最高のライバルだった」
「プレミアリーグは彼、彼の個性、そして彼のチームのプレイぶりを寂しく思うことになるだろう。 私は彼のプレイスタイルを尊敬しており、彼のポジティブな姿勢を見るのはいつも楽しい。彼の成功を祈っている」
「彼は認めないだろうが、必ず戻ってくるだろう、私はそれを知っている。もしかしたら10年後かもしれない。
幾度となく死闘を繰り広げてきたクロップとペップ。ここ数年のプレミアリーグを盛り上げてきた2人が今シーズンどのような優勝争いを繰り広げるのかも注目だ。
2人の今季のプレミアリーグの残る対戦は3月10日の第28節となっており、リヴァプールの本拠地アンフィールドで行われる。