ピッチでの姿がなかなか見られなくなったリンガード photo/Getty Images
才能は疑いようのないリンガード
マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍した大物が韓国にやってくるようだ。
『The Athletic』によると、ジェシー・リンガードのKリーグ(韓国)のFCソウルへの移籍が近づいているようだ。
ノッティンガム・フォレストとの契約が満了した昨年6月からフリーエージェントとなっているリンガードは、数週間古巣の一つであるウェストハム・ユナイテッドでトレーニングを積んでいたが、デイビッド・モイーズ監督の目には留まらなかった。
その後、スティーブン・ジェラード監督率いるサウジアラビアのアル・イテファクで数週間トレーニングを行ったが、こちらも移籍は実現しなかった。
そんな現在31歳のリンガードは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、同チームのトップチームでは232試合に出場し、35ゴールを記録するなど天才と讃えられていた。イングランド代表としても2016年にデビューを果たし、32試合に出場したという輝かしい経験を持つ。また20-21シーズンのウェストハムでの半シーズンのレンタルでも16試合で9ゴールを記録し、大活躍を見せていた。
しかし、22-23シーズンのフォレスト在籍時にはわずか20試合の出場にとどまり、プレミアリーグのシーズン後半には先発出場したのは1度だけ。かつてのスターは表舞台から姿を消していた。
才能を持っていることは間違いないが、イングランドが誇るかつての天才は韓国という新たな舞台で再び全盛期の輝きを見せられるのだろうか。